幼児食では少しずつ新たな歯ごたえの食事にする
母乳から離乳食にするときにも一定の決断があります。その後、離乳食から幼児食に変更をします。最初は軟らかいものや小さいもの等食べやすいものから始め、徐々に大きいもの、硬いものなどを入れていきます。かむことに慣れるようになります。
軟らかいものから硬いものへの対応
人間の赤ちゃんは、生まれた時はまだ生えていません。実際には歯茎の下にありますが、まだ見えていない状態です。ですから噛むことはできません。まずは母乳やミルクなどで栄養を取り、その後に離乳食に移ります。離乳食なので、歯が無くても食べることができます。その後幼児食に移りますが、軟らかいものから硬いものを取り入れることで、歯ごたえを感じさせるようにします。当然最初は硬いものに対して抵抗します。うまく噛めないこともあります。でもそこでうまく対処しないと、どんどん噛めなくなります。歯をしっかり使うことを学ばせるためにも、少しずつ硬いものを入れるといいでしょう。
細かく切ったものから大きめに切ったもの
子どもに嫌いなものを食べさせるとき、すりおろして入れることがあります。見えないので気にせず食べてくれます。その後少しずつ大きさを変化させると、意外に食べられるようになります。幼児食では、歯ごたえを学ばせる必要があります。細かく切ったものから大きく切ったものに変えていくことで、かむ力を少しずつつけられるようになります。小さいものは、硬くてもそれほど力はいりません。大きくなると硬いのでしっかり噛む必要があります。少しずつ大きくなれば、加減も自分でつけられます。いきなり大きなものを出すのではなく、切り方の工夫が必要になります。
肉や野菜の硬さがわかるような食事
肉の場合、部位によっても硬さが異なります。野菜も同様です。同じ種類でも違うのに、別の種類になるとさらに硬さが様々になります。調理後といっても、それぞれの食材に合わせた噛む力が必要になります。幼児食では、歯ごたえが感じられるように食事を作ります。色々な食感を感じれるよう工夫をしましょう。野菜の中でも、葉物と根菜類ではかなり違います。キノコ類は、硬さの中でも弾力のある食感があります。未経験の食感があると嫌いになりやすい場合もあるので、最初に多くの食感が得られる工夫が必要です。多くの食材を使うには、料理のバリエーションも必要になります。
まとめ
離乳食から幼児食になるとき、歯ごたえが少しずつ出てきます。食べにくければ嫌いになることもあるので、少しずつ変化させる必要があります。硬さであったり、大きさを変えていき、多くの種類の食感を経験させるようにします。
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